※本記事は、特定の人物を一方的に断罪したり、誹謗中傷を助長したりすることを目的としたものではありません。公開されている配信映像、Xの投稿、関連記事などをもとに、確認できた事実と当事者・第三者の主張を区別しながら整理しています。
配信の全編が保存・公開されているとは限らず、削除済みの投稿や前後の文脈を確認できない情報もあります。そのため、本記事の内容には不完全または誤った情報が含まれる可能性があります。新たな一次資料の公開や当事者による訂正が確認された場合は、内容を速やかに確認し、必要に応じて修正します。
また、本記事ではプライバシー保護のため、問題となった実名、住所、勤務先などの個人情報は掲載しません。読者の方も、個人情報の特定・検索・再投稿・拡散は行わないようお願いいたします。
※調査内容は2026年7月30日時点の公開情報に基づきます。
今回の騒動を簡単にまとめると
- おえちゃんによるKICKでの任天堂タイトル配信が問題視
- 加藤純一が、問題が未解決なら老人会RUSTへの参加は難しいとの認識を示す
- おえちゃんが関係者への確認対応を進める
- 主催側の坂本がおえちゃんを改めて老人会RUSTへ招待
- おえちゃんが「坂本さんから加藤純一のことは無視して出てと言われた」と配信で説明
- 加藤純一が私怨でおえちゃんを排除していたかのような情報がXで拡散
- 坂本とおえちゃんが公開通話を実施
- おえちゃんが加藤純一を「嘘つき」と表現し、後に謝罪
- 視聴者流入や荒らしをめぐる問題も重なり、加藤純一が配信で名前を出さないと宣言
任天堂をめぐる問題は騒動の発端ではあるものの、最終的な関係悪化の原因はそれだけではありません。老人会RUSTの参加許可をめぐる認識の違い、加藤純一氏への「嘘つき」発言、視聴者間の対立など、複数の問題が重なった結果だと考えられます。
騒動の時系列
| 日付 | 主な出来事 |
|---|---|
| 2026年6月26~27日 | 老人会RUSTの参加者を検討する中で、おえちゃんのKICK配信が問題視 |
| 6月27日 | 加藤純一が、おえちゃんを老人会RUSTに呼べるかについて説明 |
| 6月30日前後 | おえちゃんが謝罪し、事実確認と関係者への対応を進めていると発表 |
| 7月23~24日 | おえちゃんが老人会RUSTへの参加を発表 |
| 7月24日 | 「坂本さんから加藤純一のことは無視して出てと言われた」と説明 |
| 同日 | 坂本がおえちゃんとの公開通話を実施 |
| 7月24~25日 | おえちゃんが加藤純一を「嘘つき」と表現し、後に謝罪 |
| 7月29日 | 加藤純一が、今後は個人配信でおえちゃんの名前を出さないと宣言 |
| 同日以降 | ネット上で「絶縁宣言」として拡散される |
発端はKICKでの任天堂タイトル配信
騒動の発端とされているのは、おおえのたかゆき氏がKICKで任天堂タイトルを配信した件です。ネット上では、任天堂の『スプラトゥーン』シリーズをKICKで配信したことが問題だったとされています。ただし、当該配信の全編や、その時点での収益化状況を確認できる一次資料は限られています。本記事では「KICKで任天堂タイトルを配信したとされる件」として扱います。
KICKで配信するだけで規約違反が確定するのか
任天堂は、個人によるゲーム実況動画やライブ配信について、公式のガイドラインを公開しています。ガイドラインでは、個人が任天堂のゲーム映像を利用した動画やライブ配信を公開すること自体は認められています。一方、収益化については、任天堂が指定するシステムを利用するよう定められています。現在掲載されている主な収益化システムは、以下の通りです。
- YouTubeパートナープログラム
- Twitchアフィリエイトプログラム
- Twitchパートナープログラム
- ニコニコのクリエイター向け収益化
- XのPremium・サブスクリプション
- ツイキャスの収益化プログラム
- 17LIVEのギフト
- Instagramのサブスクリプションなど
現時点で、KICKの収益化システムは任天堂の指定一覧に掲載されていません。詳しくは、任天堂の「ネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利用に関するガイドライン」で確認できます。
ただし、KICKで任天堂タイトルを配信したという事実だけで、直ちに規約違反が確定したと断定することはできません。重要視されるのは、該当配信がどのような状態で行われ、KICKの広告やサブスクリプションなどを通じて収益化されていたのかという点です。該当配信が実際に任天堂のガイドラインへ抵触していたのか、任天堂が個別にどのような判断をしたのかは、公開情報から確認できていません。そのため、正確には「KICKでの任天堂タイトル配信について、収益化ガイドラインに抵触する可能性が指摘された」と表現するのが妥当なのではないでしょうか。
老人会RUSTへの参加可否が問題に
2026年6月、幕末志士の坂本氏らが中心となって開催する「ニコニコ老人会RUST」の参加者について、加藤純一氏と坂本氏が配信上で会話しました。その中で、おおえのたかゆき氏の名前も候補として挙がりました。しかし、KICKで任天堂タイトルを配信した件が事実であり、問題が未処理のままであれば、イベントへ呼んでよいのか判断が難しいという話になりました。
当時のやり取りは、加藤純一氏と坂本氏が老人会RUSTの参加者を検討する動画で確認できます。その後、加藤純一さんは6月27日の配信で、おおえのたかゆき氏の問題について改めて説明しました。加藤純一氏の説明を整理すると、次のような立場だったと考えられます。
- 任天堂に関する問題が未処理であるなら、簡単にはイベントへ呼べない
- 問題を起こした本人が自分で確認や対応をする必要がある
- 加藤純一が参加者全員の過去や権利関係を調査することはできない
- 加藤純一自身が、おえちゃんを「問題なし」と保証することはできない
- 問題を処理したうえで主催者側が招待するのであれば、強制的に止めるつもりまではない
ここで重要なのは、加藤純一氏が最初から「おおえのたかゆき氏を絶対に老人会RUSTへ出さない」と決定していたわけではない点です。少なくとも公開されている発言上は、個人的な好き嫌いよりも、任天堂のガイドラインやイベントへの影響を問題にしていました。
おおえのたかゆき氏が謝罪
おおえのたかゆき氏はその後、今回の件について謝罪し、事実関係の確認や関係者への対応を進めていると説明しました。また、他の配信者や関係者に対する批判、誹謗中傷を控えるようリスナーへ呼びかけています。この時点では、任天堂とのやり取りや確認内容について、すべてを公表できる状態ではなかったとみられます。そのため、外部から確認できるのは「対応を進めている」という説明までです。任天堂から個別の許可や回答を得たのかなど、具体的な内容は公開情報だけでは判断できません。
坂本氏がおおえのたかゆき氏を老人会RUSTへ招待
2026年7月23日から24日頃、おおえのたかゆき氏は、老人会RUSTへの参加が決まったと配信で発表しました。説明によると、坂本さんから改めて参加を打診されたとのことです。ここまでは「問題への対応を進めたおおえのさんを、主催側の坂本さんが参加させると判断した」という流れでした。ところが、坂本さんから言われたという言葉を配信で公開したことで、事態が急変します。
「加藤純一のことは無視して出て」が拡散
おおえのたかゆき氏は、坂本氏から次のような趣旨の言葉をかけられたと説明しました。
加藤純一のことは無視して、老人会に出てください
この発言がXで拡散されると、「加藤純一がおえちゃんを老人会RUSTから排除しようとしていた」「坂本が加藤純一の意向を無視し、おえちゃんを救済した」と、一部では受け取られました。
しかし、これは坂本氏の発言の一部分から生まれた解釈です。坂本氏が本当に「加藤純は私怨で妨害している」「加藤純一の説明は嘘なので無視してよい」という意味で発言したのかは、別途確認する必要があります。
坂本氏が公開通話を実施
坂本氏は、発言が拡散したことを受け、2026年7月24日、おおえのたかゆき氏との公開通話を行うと告知しました。約43分にわたる通話は、以下の動画で確認できます。
坂本氏の考え
坂本氏は主催側として、おおえのたかゆき氏を老人会RUSTに参加させる判断ができます。そのため、問題への対応が進んでいるのであれば、坂本さんの責任と判断で参加してよいという考えだったとみられます。「加藤純一は無視していい」という言葉も、
加藤純一から正式な許可を取ろうとしなくてよい。主催側である自分の判断で参加してよい
という意味合いだった可能性があります。
加藤純一氏の考え
加藤純一氏は、坂本氏がおおえのさんを呼ぶこと自体を、強制的に止める立場ではありませんでした。一方で、自分がおおえのたかゆき氏の対応について「完全に問題ない」「老人会RUSTに出して大丈夫」と保証することは避けていたと思われます。仮に加藤純一氏が正式な許可を出す形になれば、その後に問題が発生した際、「加藤純一が問題ないと認定した」と受け取られる可能性があります。加藤純一氏が避けようとしていたのは、他人の行動を保証する責任だったとも考えられます。
おおえのたかゆき氏の考え
おおえのたかゆき氏は、最初に問題を指摘したのが加藤純一氏である以上、加藤純一氏から明確な了承を得なければ「筋が通らない」と考えていた可能性が高いです。そのため、坂本氏から参加を認められても、加藤純一氏からの明確なOKがなければ参加しにくいと受け止めていました。
つまり、三者の認識は次のようにずれていたと見るのが妥当です。
- 坂本:主催者の自分が許可するので参加してよい
- 加藤純一:主催者が呼ぶなら止めないが、自分が安全性を保証することはできない
- おえちゃん:加藤純一さんから明確な了承を得なければ参加できない
この認識の違いが、騒動を複雑にした原因なのではないでしょうか。
おおえのたかゆき氏「加藤純一は嘘つき」発言
一連の説明の中で、おおえのたかゆき氏は加藤純一氏に対して「嘘つきです」「加藤純一は嘘です」といった趣旨の発言をしました。この発言もX上で切り抜かれ、広く拡散されました。
おおえのたかゆき氏としては、加藤純一氏から説明された対応方法と、実際に行った対応の結果が一致しなかったため、「説明と違う」と感じた可能性があります。一方、加藤純一氏からすれば、自分は対応方法の可能性を示しただけで、結果を保証したわけではありません。さらに、主催者の坂本氏が参加を認めているにもかかわらず、加藤純一氏だけが参加を妨害しているかのように扱われたことになります。おおえのさんは後日、この「嘘つき」発言に対する謝罪を行いました。
問題の中心が任天堂から意思疎通へ変化
騒動の初期段階では、KICKでの任天堂タイトル配信や収益化ガイドラインが主な争点でした。しかし、7月下旬になると、問題の中心は次のようなものへ変わっていきます。
- 坂本の発言をどのような意味で解釈したのか
- 加藤純一氏に老人会RUSTの参加を認める権限があったか
- 加藤純一の説明は嘘だったのか
- おえちゃんの配信が荒れた責任は誰にあるのか
- お互いが配信で相手の名前を出し続けるべきか
加藤純一氏は、おおえのたかゆき氏との意思疎通が難しいと感じていることや、配信外を含めた対応が負担になっていることを説明しました。ネット上では「日本語が通じない」という強い言葉が注目されていますが、単に言語能力について述べたというより、説明の意図や責任の範囲が何度話しても共有できないという趣旨だったと考えられます。
視聴者による荒らしやコメント流入も問題に
おおえのたかゆき氏には、加藤純一氏が配信で自分の名前を出すと、大量の視聴者が配信へ来るという問題意識がありました。一部の視聴者が、連投や批判的なコメントの書き込み、鳩行為を行うといった状況があったとされています。
ただし、個々の荒らしが加藤純一氏の視聴者だったのか、対立をあおりたい第三者だったのか、両者のアンチだったのかを外部から判別することは困難です。加藤純一氏が明示的に荒らしを指示したと確認できる資料も、現時点では見つかっていません。
一方、加藤純一氏ほど影響力のある配信者が特定の人物について話せば、その人物の配信に多数の視聴者が移動する可能性はあります。このため、「荒らしを直接指示したか」という問題と、「発言の結果として相手の配信が荒れたか」という問題は切り分ける必要があります。
加藤純一氏「未来永劫名前を出さない」
2026年7月29日、加藤純氏は、おおえのたかゆき氏ついて今後は個人配信で名前を出さないと発言しました。ただし、「未来永劫名前を出さない」としながらも、「公式放送ではNGにしない」と明言しています。おおえのたかゆき氏もその後の配信で加藤純一氏の宣言についてアンサーを返しています。
本当に「絶縁宣言」なのか
今回の発言は、ネットニュースやXで「絶縁宣言」として拡散されています。「未来永劫名前を出さない」という言葉だけを見れば、事実上の絶縁と表現されるのも不自然ではありません。一方、加藤純一氏は、公式番組での共演や大会、イベントでの接触などの可能性を残しています。そのため、今回の発言を厳密に表現するなら、
個人配信上における【相互不言及条約】
となります。プライベートを含めた完全な絶交や、配信業界全体での共演禁止を宣言したわけではありません。
ハイパーゲーム大会を控えていたことも関係している?
加藤純一氏が大型イベント「ハイパーゲーム大会」を控えていたため、任天堂の権利関係について慎重になっていたのではないかという意見も出ています。大型イベントでは、スポンサー、ゲーム会社、配信プラットフォーム、出演者のコンプライアンスなど、さまざまな関係者への配慮が必要になります。そのため、任天堂タイトルの取り扱いについて疑問が残る状態で、安易に問題がないと判断できなかった可能性は十分に考えられます。
一方で、おおえのたかゆき氏を認めると大会へ影響が出るとされた事実は一切確認できません。したがって、ハイパーゲーム大会を控えていたため慎重になっていたという背景が考えられるだけであって、確定した直接原因として扱うことはできません。
X上では賛否両論
加藤純一氏を支持する意見
- お互いに名前を出さないことが最も平和
- おえちゃんを話題にすると、双方の配信が荒れる
- 加藤純一だけが問題解決の責任を負うのはおかしい
- 主催者から参加を認められていたため、加藤純一の許可を求め続ける必要はなかった
- 大型イベントを抱える加藤純一にとってリスクしかない
加藤純一氏を批判する意見
- 影響力の強い配信者による絶縁宣言は、相手への攻撃を誘発する
- 加藤純一の発言によって、おえちゃんの配信が荒れた可能性がある
- 老人会RUSTへの参加可否に、加藤純一の意向が事実上影響していた
- 任天堂問題ではなく、私怨も含まれていたのではないか
おおえのたかゆき氏を批判する意見
- 坂本との私的なやり取りを配信上で公開する必要はなかった
- 「加藤純一は無視して」という表現について誤解を招いた
- 加藤純一さんを「嘘つき」と呼んだことが関係悪化につながった
- 自分の中で作った「筋を通す」というルールを、他人にも求めていたのではないか
「絶縁というほどの関係ではない」という意見
今回の件について、そもそも両者は親しい友人関係ではなく、絶縁という表現は大げさだという意見もあります。加藤純一氏も公式番組での共演NGを否定しているため、「視聴者間のトラブルを避けるために距離を取っただけ」と見ることもできます。
まとめ
加藤純一氏とおおえのたかゆき氏の騒動は、KICKでの任天堂タイトル配信が発端でした。
しかし、最終的に両者が相互不言及に近い状態へ至った直接的な原因は、任天堂の問題だけではありません。
老人会RUSTへの参加許可をめぐる認識の違い、坂本氏とのやり取りの公開、「加藤純一は嘘つき」という発言、視聴者によるコメント流入や荒らし問題などが重なっています。
加藤純一氏は2026年7月29日以降、個人配信ではおおえのたかゆき氏の名前を出さないと宣言しました。
一方で、公式番組での共演NGや、イベントで会うことまでは否定しています。
そのため、今回の件は完全な共演禁止というより、
配信上のトラブルを避けるため、個人配信ではお互いを取り上げないという事実上の関係遮断
と捉えるのが、現時点では最適だと思います。
今後、当事者から新しい説明や訂正が出た場合、今回の評価が変わる可能性もあります。
視聴者は一部の切り抜きや投稿だけで一方を断罪せず、相手の配信への突撃、誹謗中傷などを行わないようにしましょう。

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