最近、カルビーのポテトチップスの透明でシンプルなパッケージ案がXでバズっていました。しかし、投稿者はコミュニティノートではこんな補足がされていました。
- スナック菓子は酸化防止のため多層フィルムを使っている
- アルミ蒸着フィルムは品質保持に重要
- 実際に透明包装時代には酸化臭や匂い移りの問題があった
- カルビーはその対策として業界で初めてアルミ蒸着フィルムを採用した
これに対し、投稿者は「デザインの話をしているのであって、素材の話ではない」と反発し、議論になっていました。
このやり取りを見て、私は「デザインとは何か」を改めて考えることにしました。
デザインは”見た目”だけではない
確かに色や形といった視覚的要素はデザインの大きな部分です。ですがそれはデザインの表面的な部分であり、本来のデザインはもっと深い概念だと思います。
カルビーのポテトチップは食品です。食品のパッケージなら、誰が使うのか、どこで売られるのか、どう保存されるのか、どれくらい品質を保つ必要があるのか、流通時に耐えられるのか。様々な視点から機能面を設計したうえで見た目を考えるのがデザインだと思います。つまり「素材」もデザインの一部になります。
透明なパッケージは”良いデザイン”なのか?
個人的に、今回話題になったパッケージは現代風で視覚的には魅力があると思いました。しかし、良いデザインかと言われるとそうではないと思います。
ポテトチップスは油を使った食品です。光や空気に弱く、酸化すると風味が落ちてしまいます。つまり、「見た目として美しい」ことと、「商品として成立する」ことは別問題であり、映えるが、機能しないデザインになるからです。
デザインは”課題解決”
私はデザインとは”課題解決”だと思っています。デザインは本来“目的のために設計すること”だからです。
例えば椅子を例に出すと、座りにくい、疲れやすい、部屋に合わない、安く作れない。こういった課題を整理して形にするのがデザインで、どう見えるかだけでなく、どう機能するかまで含まれています。
まとめ
デザインとは単なる装飾ではなく、誰がいつどこでどのようになぜ使うのかを考慮した上で見た目を考えることです。だから私は、今回のコミュニティノートの指摘は論点の範囲内で、むしろデザインの本質に関わる話だったと思っています。ですので、コミュニティノートが作成されるのは必然だったと言えるでしょう。
カルビー最高!ポテチ最高!


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