AIが自己成長の機会を奪う件について現役SEが考えた

AI関連

AIを使えば、一瞬で答えが出る時代になりました。しかし、最近自力で問題を解決する力が衰えていると感じるようになりました。今回の記事ではネットニュースで取り上げられた、AIが人間の忍耐力や思考力を奪い、パフォーマンスを低下させる件に触れていこうと思います。また、現役SE視点から見たAIとの向き合い方も考えていこうと思います。

思考力や忍耐力、問題解決力が育たない

これは実体験で感じたことですが、ある実装のバグの原因が分からないとき、何も考えずとりあえずAIに丸投げする時があります。さすがにそのまま実装せずに、内容を確認してから実装するのですが、それは自分が考えたコードではなくAIが出したコードなのでエンジニアとしての経験値は何も得られていないということに気が付きました。しかし、AIが便利すぎてどうしても頼ってしまうというところが怖いところで、何も考えずにAIを使っているとどんどんパフォーマンスが低下していき、最終的には、AIがないとなにもできないエンジニアになってしまうのではないかと感じます。

AIの使い方に問題がある

AIは自己の経験値、成長の観点から見たら使うべきではないのか?と思うかもしれませんが、そういう訳ではなく、AIには、考えに詰まったとき、別の視点や気づきを与えてくれるようなアシスタント的な存在でいてもらうことが重要だと考えています。

AIに依存しない日常、働き方

AIに依存しない過ごし方について考察してみました。よろしければ参考にしてみてください。

答えに辿り着くための材料について質問する

自分の思考力を保つために、ただ単に結論を得ようとするのではなく、それに至るまでの過程つまり、判断材料、見落としやすい点、比較軸などに関する質問をすることで、考えるための材料を増やす姿勢が重要だと思います。

自分なりの考えをAIに伝えてみる

AIにストレートに質問するのではなく、「私は○○についてこう考えていますが~」という風に自分の考えを入れて質問することで、思考の整理にもなり、AIからの別の視点からの考察を参考にすることができます。

回答の意図を聞く

これは実践するかしないかでかなり変わってくると思います。AIの回答を真に受けるともっともらしい言葉に惑わされやすいです。回答に対して、なぜその結論になったのか、なにを重視したのか、他の選択肢はあるのかなどを聞くことで、人との会話に近い形で話すことができます。

まとめ

確かにAIを使えば、コードも文章も、短時間でそれらしい答えを得ることができ、作業効率も大きく上がります。ただ、AIに頼らず、試行錯誤するという経験は、理解や判断力として積み重なっていきます。そしてそれが、誰かと仕事をする際のコミュニケーションにも繋がります。AIを使うこと自体が問題なのではなく、考える工程を無視してしまうことが、成長の機会の減少に繋がります。AIは結論を出すための道具ではなく、自分の思考を深めるための道具として使っていくべきだと思いました。

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